僕は本当は、自分に自信が無かったんです。

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前回のあらすじ…
妙な心の傷あと:

http://harb.xsrv.jp/storys25

 

本日の動画

 

一通のメール

 

会員として参加した方から一通のメールが送られてきました。
僕はそれを読んで自分が両親から受けた心の虐待とその内容がマッチしていたため
パニックになってしまいました。

 

僕は参加してくれた人たちに本当に結果を出してほしくて、自分が学んできたことを
出し惜しみせず一生懸命にお伝えしました。

 

でもそのメールを送ってきた人は「nobさんの話を全部聞きました。でも、あなたの
話には価値が無いと思いました。ですのでマッサージもやりませんでした。」と
一方的に言ってきたのです。

 

僕は頭にきました。

 

僕はマッサージのやり方を教えるだけでは効果が出ないことを知っていたから、
効果を出すために必要なことを体調が悪くて吐きそうになりながら必死に整理して
お伝えしたのに、

 

「お前の話には価値が無いし、面白くもなんともない」
と一方的に言いたい放題言われました。

 

ハッキリ言ってこの内容はマッサージのやり方そのものよりも価値が高くて、
一般の書籍には絶対に載っていないような内容です。

 

本来ならば、数万円とか数十万円で学べるようなものではないのです。

 

僕は自分で働き始めて10年以上、ずっと貯金してきた全財産に近いお金を使って
色々な高額セミナーなどに出て勉強してきました。

 

すべては僕のプログラムに参加してくれた方に結果を出してもらうためです。

 

参加者の方に結果を出してもらうためには単にノウハウを伝えるだけではダメで、
人間の深層心理まで逆算して教材を作りこまなければ、よくある「良い話を聞いた」
だけで終わってしまいます。

 

世の中の99%の教材はその類のもので、良いノウハウを提供さえすればOKと思って
作られているものばかりです。

 

だから参加者は行動できないし結果も残せません。

 

僕は、僕のプログラム参加者さんだけにはそうなって欲しくないと思ったからこそ、
世の中の1%の人しか学ばない知識を学んでそのエッセンスを教材に取り入れたのです。

 

にもかかわらず、「お前の話には1ミリの価値もない」と言われて僕は本当にショック
でしたし、ずっと心の中でイライラした気持ちが残っていました。

 

そんな時、僕が高額コンサルをお願いしている先生と話す機会がありました。
先生は僕に言いました。

 

「nobさん、それはメールをくれたその人が悪いのではありません。その人はnobさんが
持っている無意識レベルの恐怖を言葉にしてくれたのです。その言葉がnobさんが心の虐
待を受けた部分とマッチしているから感情が揺さぶられているのです。

 

nobさんは本当はその人の事を怒っているのではなく、自分の心の中にある怖れとか怒り
とか不安とか悲しみをズバッと指摘されたからこそ、それがnobさんの怒りとなって表に
出ているだけなのです。

 

と・・・。

 

教材の中で決定的に欠けていた
たった1つの問題点

 

僕は一人、落ち着ける場所で冷静になって考えてみました。

 

すると、確かにその通りだなと思いました。

 

僕はプログラムの参加者さんにちゃんと自分の想いを伝えられるのかな、僕が学んだ
ノウハウを伝える前に、そもそも自分がちゃんとそれを理解できているのかな、参加者
さんから変なクレームとか文句(もんく)を言われたら嫌だな、、

 

とか、僕自身が不安を持っていたんです。

 

そしてその不安を持ったままセミナーをやったり、教材を作ったりしていたから
相手の方が無意識で感づいてくれて、それを言葉にしてくれたんです。

 

だから僕はそのメールで怒り狂ったんです。

 

でも本当は、怒ったんじゃなく、悲しかったし怖かっただけなんです。
僕の心の中にそのような虐待の傷あとが有り、それを「かきむしられた」
からこそパニックになったというわけです。

 

僕は本当は、自分に自信が無かったんです。

 

堂々と喋っているように見られることもありますが、
コンプレックスの塊で自信が無かったんです。

 

今も自信がありますかと言われたら、自信がありません。

 

なんで自信がないかと言うと、僕自身、3つ上の兄がいるのですが
ずっと兄と比較されて大人になったからです。

 

兄は僕と違って勉強もできたし、明るくていつもキラキラしていて、いつも周りに
友達がいて、家に友達を呼んだりしていました。

 

母はいつも兄の事を可愛がり、近所の人との会話もいつも兄のことばかりです。

 

兄が病気になった時、母はすごく焦(あせ)ったり心配したり、パートを休んだりしていました。

 

そういう姿を見ていたから、僕が寝込んだとき、パートを休まない母を見て
余計に寂しく感じたのだと思います。

 

「僕は愛されていないのかな…僕よりお兄ちゃんの方が優れているから
お兄ちゃんの方が愛されるのは当たり前だよな…」

 

そんな事をよく考えていました。

 

だから僕は僕のプログラムに参加してくれた人たちに心から満足してもらえるのか、
本当はすごく不安だったんです。

 

でもそういう不安をちょっとでも出したら、なめられてしまうとか、弱い男だと
思われるとか、本当はショボイ奴なんだなとか、そう思われるのが嫌で、
知識をつけたりスキルを身に付けて、弱い心をテクニックで覆(おお)い隠していたんです。

 

僕が母親から受けた心の虐待というのは、自分に自信が持てない、そして誰からも
愛されない、というものでした。

 

そしてそのまま大人になって、知識だけ身に付けて、その心を隠して生きていました。

 

今まで色んなことを経験して、トラウマを乗り越えてきたつもりだったけれど、
母親からの心の虐待という問題がまだ残っていた。

 

だからそれが参加者さんに無意識に伝わってしまったのだと思います。

 

僕の話を聞いている中で「何となく、nobの言っていることは自信が感じられなくて
信じられないな。」1ミリでもそう思わせた時点で、それは僕の不安や恐怖がそのまま
参加者さんの不安や恐怖に乗り移っているという事だと思います。

 

僕はどうしたらいいのか分からなくなりました。
さんざん悩んだあげく、また先生に相談したら、

 

「それは簡単なことです。両親から受けた傷というのは、両親にちゃんと話をして
両親に癒してもらうのが一番良いです。今すぐ母親に電話をするなり会いに行くなり
して、『俺のことを愛しているか?』と聞いてみなさい。」

 

と言われました。

 

 

 

 

自力で鼻を高くする方法

 

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